済南旅〜趵突泉篇2〜
庭園には柳の木がたくさんあり、とても風情がありますが、それは庭園の周りの川沿いも同様で、柳の木があり、柳の葉が一斉にそよそよと揺れる様がとても趣があります。


中国では古代から柳の枝を贈る習慣があります。
送る者が「別れを惜しむ」意味で送るそうです。
日本語の【引き留める】は中国語で【挽留wǎnliú】というのですが、【挽留wǎnliú】の発音が柳の発音【liú】に似ている事から別れを惜しむ意味、また生命力のある柳を環(中国語で【环huán】)にして送り、無事帰還【还huán】を願う意味も込めるそうです。
この時、柳の枝を輪(環)にして送る意味を知りませんでした。
実はこの日、案内をしてくださった方から柳の枝を冠(環)にしていただいたのです。
意味を知った今、そんな気持ちが込められていたのかと思うと、目の前で捨てなくて良かったとホッとしました笑
(危うく乗車時にポーイっとしそうでした💦)
川ではクルーズ観光もできるようです。ご覧の通り素敵な船です。
我々は、素敵な船ではなく、こちらの林家ペーさながらのパッションな乗り物で市内を観光しました。

ちなみに光っています(笑
中国、やっぱり面白いです。
済南市はまだまだ見所がありそうなので、また近い内に観光時間をとって行きたいと思います。
〜趵突泉篇おわり〜